
薪ストーブ基礎知識
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薪ストーブは外国製
・現在日本で出まわっている薪ストーブはほとんど外国製品です。
欧米の豊富な経験と伝統的技術は高性能な薪ストーブを完成させています。
薪ストーブの主な生産国 アメリカ・ノルウェー・デンマーク・ベルギー等
薪ストーブの材質
・鋳物 : 蓄熱製に優れている為、多くのストーブに使用されている。
・鉄板製 : 加工がしやすい為、デザイン性の優れたものが多い。
鋳物製ストーブ
鉄板製ストーブ
薪ストーブ構造方式
・輻射式 : 鋳物本体から直接でる輻射熱で暖房をはかる。
現在輻射式ストーブの種類が一番多い
・対流式 : 本体が二層構造となっており、対流する熱により暖房をはかる。
本体表面は輻射式よりも熱くならない。
輻射式ストーブ
対流式ストーブ
薪ストーブ燃焼方式(二次燃焼方式)
二次燃焼方式とは排気される煙をストーブの機能により、
もう1度燃焼させクリーンな煙として排出し、それとともに燃焼効率を
高くさせます。
・キャタリティックコンバスター(触媒)方式

本体に内蔵された触媒が熱せられ、
そこを煙が通過することにより、
煙の微粒子を再燃焼させる。
触媒は消耗品なので交換が必要。
アンコール内部のカタリティックコンバスター
・クリーンバーン方式

炉上部に取り付けられたステンレス製の
ボックス(クリーンバーン)から吹き出す二次燃焼空気が
煙の微粒子を再燃焼させる。
ダンパーがなく操作が比較的簡単。
ヨツール F-400 クリーンバーン
高気密な薪ストーブ
多くの薪ストーブは気密性を持ち、扉などから空気が
入らないようにできています。この気密性が少量の空気で薪を長時間
燃焼させることを実現し、燃焼効率の高いストーブにしています。
薪ストーブの位置
暖房機具として考えれば断然部屋の真中が理想です。
でも 現実的には壁ぎわとなることがほとんどです。
できるだけ 家全体に熱が伝わる位置を考えたい。
但し、煙突の出し方も視野に入れて。
中央設置
コーナー設置
玄関ホール設置
薪ストーブの廻り
壁 : ストーブの表面温度は300度以上になります。
壁はレンガなどで空気層を設けた二重壁を作ります。
構造壁と接していると低温炭化の恐れがあります。
床 : 厚さ50mm以上の不燃材で仕上げます。
使用時に思わず火のついた薪を床に落とすなんてこともありえます。
ストーブの前面40cm以上は不燃材とします。
壁:レンガ空気層→
壁・床はレンガで断熱→
薪ストーブ選択基準
薪ストーブを選ぶとなると、その機種の多さに戸惑います。
それぞれ 特徴がありデザインも様々です。
ストーブは1度設置したらおいそれとは、交換するものではありません。
加えて 毎冬使うものです。また、使わない時期でも納屋にしまい込む
ことはできないのです。
じっくり自分にあつたストーブを選びましょう。
そして 多くの方がそうである様に悩んで選んだ自分のストーブが一番可愛く
賢く、美しく思えてきます。
・暖房面積で選ぶ : 各ストーブの熱量で選択する。但しあまり数値に
こだわらずストーブの大きさで判断したほうが良い。
もちろんストーブ屋さん・ユーザーの意見も参考に
・デザインで選ぶ : ストーブを使わない時期は半年以上(地域差あり)
インテリアとしての存在も忘れずにしましょう。
気に入ったデザインは見ているだけで楽しいものです。
色もホーロー塗装のものはカラフルで家具として存在します
・性能で選ぶ : 輻射式・対流式、二次燃焼方式の違いなどの性能面で選択する。
最近のストーブは高性能にできています。
その特徴を良く理解して選びましょう。
・設置スペースで選ぶ 部屋のストーブ設置可能面積で大きさ、形を選択する。
設置場所で縦長なストーブ、円形など置きやすいものがあります。
その際ストーブ本体の寸法だけでなく、断熱壁・床の寸法も考慮する。
・薪の入る長さ・太さで選ぶ : 手に入る薪の長さが決まっている場合その長さで選択する。
小型ストーブの中には市販の薪が入らない場合もあります。
自分で薪を作る場合は、細く割るのは結構手間が掛かるものです。
大型の薪が入るほうが、扱い易い場合もあります。
煙突は薪ストーブの命
断熱二重煙突
・煙突の性能は薪ストーブの能力・安全性に欠かせません。薪を燃やせば煙が発生し
煙にはススが含まれ、これが煙突の内管に付着します。このススは煙突詰まりを起こし、
あるいは、ススに引火して煙突火災を引き起こす場合があります。
このススは排気温度が149度以下になると付着し易いと言われています。
従って煙を冷却しにくい断熱二重煙突の使用が重要となります。
また、万が一の煙突火災に対してもその安全性から断熱二重煙突は現在最も信頼されています。
断熱二重煙突を使用
屋外露出した断熱二重煙突
煙突高
・煙突の高さは重要です。煙突は最低煙突高があり、周囲の環境(屋根勾配)で高さが決まります。
この高さを無視すると、煙の逆流が発生したり、燃焼効率の悪いストーブとなります。
煙突は棟より60cm上げる
・煙突は真直ぐ立ち上げるのがベストです。曲りの多い煙突は抵抗が大きくなりストーブの排気性能を
低下させます。また曲り部分はススが付着し易くなります。
更に煙突掃除もやりにくくなりがちです。
煙突は真直ぐが理想
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